ダンスカンパニーUzme第二回大瀧冬佳ソロ公演-靈-終演しました。

昨年5月の旗揚げ公演Maoから約一年。

今回は初の団長大瀧冬佳ソロでの公演となりました。

photo by bozzo

ギャラリー南製作所さんをお借りして、

ステージを工場跡地に仮設し、機材を入れての上演でした。

舞台美術も大瀧が一つ一つ制作しています。

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劇中のキーアイテムのガスマスクに青い花。

大瀧の頭の中を存分に現した少々難解なストーリーでした。

観る者を選ぶコアな方向けの作品です。

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Uzmeのキックオフミーティングを行ったのが

ちょうどこの日の2年前です。

その頃から全ての公演でデザインをしている坂巻氏。

今回は当日のプログラムのコンセプトが難航し

二転三転しながらも納得いく形のプログラムが完成。

 

靈の3つの口は「身体性」「精神性」「霊性」を現し

この3つの融合は天地の繋がりを意味します。

 

黒く塗られた板を天井から吊るし

まるで異世界の入り口のように

穴が空いているように見える究極の黒を探しましたが

ベンタブラックは入手不可ということで残念でした。

 

でもお客様みなさまこの異空間に

特別な想いを抱かれたようでよかったです。

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大瀧はソロ公演の4ヶ月前に三男を出産しての

復帰舞台がこの靈でした。

出産後、未来から、宇宙から、自然から、同一軸の別世界から、

土地から、といろんなところから膨大な情報がインストールされ

かられるように作品に昇華させました。

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一枚のタイルではわからなかったものが

高い位置から眺めて初めて大きなモザイク画という

この世界の真実を見たような感覚だったそうです。

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これを作品としてわかりやすさを残しながら

でも難解な真実を伝えることに苦悩してました。

これを表現するエネルギーを持ち合わせていない、と

エネルギー調整にいつも以上に妥協がなかったです。

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頭を小屋入り前夜に剃ってきたのも

全員が驚いていましたが

彼女のご主人だけは「ええんちゃう!」と答えたそうです。

でも彼女曰く、自分におろして踊るほか

これをやる術はないからという理由で

頭を剃ったらしいです。

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Uzmeの舞台になくてはならない二人

久保田氏と磯田氏。

プロフェッショナルな仕事にいつも痺れます。

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大瀧、練習時間と労力の7割を子供たちに費やし

なんども熱く真剣勝負で子供たちに打つかっていました。

本番、彼らも頑張ってくれました。

子供たちにもプロとして接する姿勢はさすがです。

ちゃんと子供たちには舞台に立つ責任を持ってもらうことと

それから報酬もありました。

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出演 上野ゆうみ、Mio、橋川奏介、橋川輝、山下空、山下海

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映像 大瀧冬佳、久保田晴也

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ギャラリーのオーナーの水口さんです。

スイカを差し入れてくださったり

冷たいお水にレモンを入れて用意してくださったり

ダンサーやスタッフ陣を気遣ってくださり

とてもありがたかったです。

水口さんのお父様がずっと大事に使われていた工場です。

そういう気配や残り香を感じるような素敵な場でした。

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産後の体を戻すのに苦労しましたが

スーパートレーニングの甲斐あって

産前以上に動ける体になっていました。

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後にも先にも一席35,000円の舞台はそうありません。

来てくださったみなさま

本当にありがとうございました。

涙ぐんで帰られる姿はアーティスト冥利に尽きます。