天照大御神(あまてらすおおみかみ)はその弟、スサノオのいたずらに手を焼いていた。それでも弟である。他の神々からスサノオに対する苦情を聞いても、「スサノオには考えがあってのことである」と、かばっていた。

ある時、スサノオのいたずらにより、天照大御神のもとで働く天女が死んでしまう。

さすがの天照大御神もこれにはショックを受け、恐れ、また失望し、「天岩戸(あまのいわと)」にひきこもってしまう。

天照大御神が天岩戸に隠れると、日本全土が闇に包まれさまざまな災厄が発生してしまうようになった。

そこで、なんとか天照大御神を天岩戸から出し、日本に再び光を取り戻そうと、八百万の神が集まる。さまざまな儀式を行うことで天照大御神を外に出そうとするが、天照大御神は出てこない。

そんな中で登場するのが、芸能の女神「アメノウズメ」である。

彼女は天岩戸の前に桶を伏せて踏み鳴らし、胸をさらけ出して踊った。神がかりの状態に入り、ほぼ全裸の状態になっても踊りをやめない。

それを見た八百万の神はいっせいに笑った。

その時である。天照大御神は「何事だろう」と天岩戸を少し開け、その光景を見た。

「なぜ自分は岩戸にこもって悲しみ、苦しんでいるのに、アメノウズメは楽しそうに舞い、そして八百万の神は笑っているのだろう。」

日本天下に轟く天照大御神であろうと、アメノウズメの踊りには心を揺さぶられた。もっと見たいと思った。力を授けられた。その情熱と力強さに魅了された。誰もがなし得ない圧倒的な表現に心を動かされた。

天照大御神はかくして天岩戸を開けた。
すると一瞬にして、日本全土が明るくなり、災厄も退けたのである。

– Uzmeの解釈含む –